矯正歯科テスト
外国の方から見た日本人の歯並び
平成24年4月17日に発行された日本歯科新聞に、私たちも気づいていなかった、外国の方から見た日本人の歯並びについての記事が掲載されました。
「日本に住む外国人100人に対するアンケート調査」および「日本・米国・中国の一般男女600人(各国200人)への調査」を実施。在日外国人へのアンケートでは、日本人の歯並びの印象として、「歯並びが悪い」76%、どちらでもない」20%、「歯並びが良い」4%と回答。コメントでは、「テレビに出ているタレントでも、ひどい歯並びの人が多く驚きました」(米国30代男性)、「たくさんの歯科医院があるのに、日本人の歯並びが整っていないことに驚きました(オーストリア40代男性)、「歯並びだけでなく、簡単に補綴をし過ぎです」(メキシコ30代男性)など厳しい意見が目立った。歯並びと笑顔の魅力と関係については、「関係する」83%、「関係しない」10%、「どちらともいえない」(7%)と歯並びの重要性を意識している結果となっている。
見えないマウスピース矯正装置『オペラグラス』
こんな悩みをお持ちではありませんか?
- 歯列矯正には興味があるけどブラケットをつけてまではちょっと・・・
- 以前に矯正治療を受けたけど、もとの歯並びに戻ってきたような気がする
- 矯正中の私、少しでも早くブラケットを外したい
- 前歯のデコボコを簡単に治したい
最新のコンピュータ技術を使用したワンランク上のマウスピース矯正装置「オペラグラス」は、透明で薄く目立たないマウスピース矯正装置です。
週に1回新しいマウスピースに取り替えながら装着するだけで、少しずつ理想の歯並びに近づいていく最新の矯正装置です。
多くのマウスピース矯正装置がありますが、歯科技工士の技術と日本発のシステムでは唯一、最新のコンピュータ3D画像で精密に装置の設計ができる、それが「オペラグラス」です。
オペラグラスの装着イメージ(スライドショーでご覧になれます)
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マウスピース矯正装置「オペラグラス」の特徴
「オペラグラス」は取り外しができ、矯正治療を行っていることをを気づかれにくいことが最大の特徴です。ワイヤーによる矯正治療では、一旦ワイヤーを取り付けてしまうと患者さまご自身で取り外すことができないのである程度治療目標通りに矯正治療を行うことができますが、矯正しているのが目立ちやすく、しっかりと歯磨きを行わないと虫歯になってしまうリスクもあります。
マウスピース矯正装置「オペラグラス」は食事や歯磨きの際に取り外すこともでき、矯正治療を行っていることが外見では分かりにくい装置です。人前でお話をするお仕事や、ブラケットをつけて矯正をしたくない方に向いている治療といえます。
また、以前に矯正治療を行ったのに、歯並びが戻ってしまった方などにも最適です。マウスピースを短いスパンで取り換えていくオペラグラスは、歯肉に接触する部分を極力小さくすることができ、より違和感のない装置になりまいした。
しかしながら、装置を取り外しているときは矯正力が働かず、歯は動きません。また、歯を移動させるのはとても時間がかかるのに、外したままにしておくと簡単に元に戻ってしまいます。長時間しっかり装着することが、オペラグラス治療で美しい歯並びにするために必要となります。患者様のお口の状況によっては難しい場合もあります。
オペラグラス治療の流れ
「オペラグラス」は通常3~4週間に一度の間隔で歯の型取りを行い、その都度最新の3Dスキャナーを用いた精密な移動予測模型を製作します。厚みの違う3種類のマウスピースをそれぞれ1週間づつ、1日20時間ご使用いただきます。食事や歯磨きのときは外していただいても構いません。装置を装着してから3~4週間後に、次のオペラグラス製作のために歯医者さんに来院していただき新しい歯型を取ります。これを繰り返すことによって、矯正治療を進めていきます。オペラグラスの製作回数は、患者様のお口の中の状態によって変わります。
1.審査・診断
提携歯科医院にて、オペラグラス治療に適応するかなどを審査、診断します。
2.型取り
審査・診断の後、お口の型取りを行い石膏模型を作ります。
3.セットアップ(並べ替え)
きれいな歯並びになるよう、許容範囲内で歯を移動させます。
4.3Dスキャン
セットアップを終えた模型を、オペラグラススキャナーにてスキャン(計測)し、術前術後の画像を重ね合わせて移動量を精密に測定します。
5.プレス
移動量確認後、0.5mm、0.625mm、0.75mmの3枚のシェルを製作します。
6.調整・完成
出来上がったシェルを調整、洗浄、パッキングして、1回分のオペラグラスの完成です。
メリットとデメリット
メリット
- ワイヤーやブラケットを使用せず、透明で目立ちにくい装置で矯正治療を行えます。
- ご自身で装置を取り外すことができ、食事や歯磨きの時のストレスが軽減されます。
- 装置の製作期間が短く、より早く治療を開始できます。
- 従来のタイプよりも歯肉にあたる部分を少なくすることで、違和感や不快感を軽減する形態になりました。
デメリット
- 患者様の口腔内の状況によっては、適応できないことがあります。
- 1日20時間の装着が必要で、装着していないと矯正力が発現しないために治療期間が延びてしまったり、後戻りをしてしまうことがあります。
- 基本的には前歯を主体とする治療に向いており、すべての症例に対応できない場合があります。
詳しくは歯科医院の先生にご相談ください。