感染予防対策と歯科治療 blog

2020.04.15

新型コロナウイルスが猛威をふるっております。
歯科医院でも数々の対策を行っております。

・使い捨てグローブ、マスク、フェイスガード着用

ハンドピースの滅菌

ハンドピース専用滅菌器

患者さんごとの使い捨て、滅菌

徹底した感染対策を行っているのが歯科です。
今回ここに当日問診票を追加いたしました。
治療終了後の清掃はさらに徹底しております。

でもほとんどの事が今までも行われてきたことなのです。
歯科医師が相手にしているのはずっとずっと目に見えない微生物なんです。
新型コロナウイルスに限らずです。
HbV、HcV、HIV
こういったウイルスから患者さんの感染、自分たちの感染が起きないように
ものすごい努力で対策してきました。
使い捨てられるものは使い捨て、出来ないものは滅菌です。
消毒ではありません。滅菌です。

滅菌とは・・・病原体・非病原体を問わずすべての微生物を死滅、または除去すること
消毒とは・・・病原性微生物を死滅、または除去させて感染の危険をなくすこと
殺菌とは・・・菌の生活力を奪うこと
一番レベルが高いのが殺菌です

治療においても虫歯、歯周病、根管治療、全て目に見えない微生物との闘いです。

私達は微生物との闘いのプロなのです。
プロのプライドがあります。

歯科治療は緊急性がないものでしょうか。
メンテナンスをしっかりされている方とされていない方ではインフルエンザに罹患する割合が違うのをご存じでしょうか。
口腔内を清潔に保つことが今こそ大切なのではないでしょうか。

綺麗な口腔内は「第二のマスク」になるのです。
今歯科医師が出来ることはこの分野で感染拡大の防止をお手伝いすること。

熱のある方、基礎疾患のある方、高齢の方
このような方々は外出自体がリスクとなるので延期などを考えた方が宜しいかと思います。

でも徹底的に対策された歯科医院で治療を受けることと、繁華街に呑みに行くことや満員電車に乗ることを同列に考えて欲しくないのです。

先週恥ずかしながら右上の歯が痛くなりました。自己診断だと中ぐらいの虫歯。
子供の頃学校検診で虫歯が見つかって、痛くなる前に父親に治療してもらった時以来の虫歯。痛みを伴うものは生まれて初めてです。
恥ずかしながらものすごく不安になりました(笑)。来院される方の気持ちが痛いほどわかりました。
信頼できる先輩に連絡して予約を入れてもらいました。
久しぶりの虫歯治療は不安だらけでしたが、痛みも全くありませんでした。

帰宅したら嘘のように右上の痛みが無くなりました。A先生に感謝です。

やはり歯科治療は生活において重要役割を果たしているんだと身をもって実感しました。

不安なことなどはいつでもお問い合わせください。

 

デンタルオフィス代々木上原
03-5452-4618