前歯の違和感 blog

2013.07.02

このところ食べ物の話題ばかりだったので久しぶりに治療のお話。
右上の前歯に他院で入れた被せものが入っていた患者様。
ひどい痛みとかではないのですがずっと違和感あったそうです。
その隣の２本は神経をとる治療をしてあって変色してしまっていました。
咬まなければ痛くないとのことで変色の治療を行うことになりました。

計画としては
①全体のホワイトニング
②不適合の被せものの除去
③神経をとってある隣の２本と合わせて３本をセラミックで作り直し。
となりました。
順調にホワイトニングが終了し、神経をとってある歯を仮歯に置き換えました。
そして不適合で違和感のある被せものを外しました。

ちょっとこの写真ではわかりにくいですが歯が一部無くなってしまっています。
そこに歯肉が入り込んだ状態。

かなり深いところまで虫歯が進行しています。
患者様に伺うとこの被せもの入れた直後から違和感がずっとあったとのこと。
その時になぜしっかり対処して治療しなかったのかはわかりませんが
現状ではこの歯は抜歯ですね・・・。

骨を壊さないように慎重に抜歯。虫歯で歯が無くなってしまっているのがわかりますね。

 

さらに歯肉を壊さないように慎重に縫合。梅田先生に教わった方法です。
少し補填材も入れています。

抜歯後は痛み、腫れなどほとんど無く経過良好。
歯肉の治癒をまってインプラント埋入予定です。

審美ゾーンの抜歯は特に神経質になります。
いくら注意してもしすぎることはありませんね。

 

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